VMware Serverのアップデート

 JPCERT/CCから”VMware 製品に複数の脆弱性”の情報があり、現在使っているVMware Server 1.0.6のアップデートを行うことにした。仮想環境は、重要なサーバーのバックアップと開発環境として使っているので、いつでも止められる。(※でも、商用利用等で使っている場合には、慎重に行うべきである。)
 バージョンアップは、”VMware Server 1.0.9”とした。2009/06/03時点では、最新版”VMware Server 2.0”であるが、同じリリースバージョン内でのアップデートをした。
【ホスト環境】
 OS:CentOS5.2 32bit
【手順】
 1.ファイルの入手(http://register.vmware.com/content/eula-109.html
   VMware-server-1.0.9-156507.i386.rpm
   VMware-server-win32-client-1.0.9-156507.zip
 2.全ゲストOSの全停止
 3.VMware serverの停止
   # /etc/rc3.d/S19vmware stop
   ※上記で”vmware-serverd”が落ちなかったため、killコマンドで”vmware-serverd”をkillする。
 4.VMware serverのアップデート(※インストールは、rpmから行ったので、アップデートも同じrpmで)
   # rpm -Uvh VMware-server-1.0.9-156507.i386.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:VMware-server ########################################### [100%]
 5.VMware serverの設定
   # vmware-config.pl
   ※全て、デフォルトの設定で答える
 6.ホストサーバーの再起動(※安心のため、一度リブートする)
 7.WMware serverのクライアントソフトのバージョンアップ
   ※WindowsXPがクライアントのため、単にインストールをする。
    (旧バージョンのアンインストール必要なし)
 8.接続確認
   各ゲストOSの状態がみれ、問題なく立ち上がるか確認
 9.各ゲストOSのVMware Toolsのバージョンアップ
   ※各ゲストOSに合わせて作業する。下記方法は、ゲストOSがLinuxの場合
   # rpm -Uvh VMwareTools-1.0.9-156507.i386.rpm
 10.ゲストOSの再起動

 これで、一通り作業を終了する。